どうも、ちゃなです。
ネイキッドウォリアーを上梓したその日から、次回作を制作することは決めていました。
ただし、その時点でシリーズ化を考えていたわけではありません。
もともとネイキッドウォリアーは単発の作品として構想していたもので、続編を想定した伏線などは張っていませんでした。
でも、作品が完成してみると、この舞台とテイストでもう一つか二つ、ミニゲームブックを作ってみても良いかな、と思うようになりました。
主人公の女戦士はまだまだ暴れたそうでしたし、サー・デレクやミザール公の顔もなんとなく思い浮かぶようになっていました。
俗に言う、キャラが独り歩きするというやつです。
それでも本当は、ネイキッドウォリアーのあと書きで書いた通り、「骨太な作品」を次回作として作ろうとしていたのです。以前TRPGのシナリオとして制作したもののゲームブック化で、きちんと作り込むと1000パラグラフくらいになりそうな、かなりのボリュームでした。
そこで、当初は同時並行で制作を開始したのですが、案の定、100パラグラフのネイキッドサバイバーの方が快調に進んでしまったというわけです。
処女作を刊行したばかりの私としては、読者に忘れられないうちに次回作を出しておきたいという気持ちもあり、一ヶ月を目標に制作を続けました。
結局、目標を少し過ぎてしまったものの、無事にネイキッドサバイバーの刊行にこぎ着けることができました。