ちゃなのゲームブック

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ネイキッドチェイサー制作裏話 その1

どうも、ちゃなです。

 

ネイキッドサバイバーのエンディングであるパラグラフ100に書いた通り、続編を作ることは同作を上梓した時点で決めていました。

でも、その時点で考案していたのは、最終ボスが魔界の悪魔「アビス」であることくらいです。

ネイキッドウォリアーで「アスモデウス」、ネイキッドサバイバーで「アスタロス」ときたので、まあ最初の文字は「ア」で揃えようかな、と。

 

ネイキッドチェイサー (ちゃなのゲームブック)

ネイキッドチェイサー (ちゃなのゲームブック)

 

 

本作のコンセプトは、「ファジーなアイテム管理」です。

ゲームブックというのは基本的に閉じられた世界観で、読者の裁量でルールを緩めることは想定されていません。逆に、解釈にぶれがあるようなルール設定はエラーと見なされます。

第3作ということで、そこをちょっと冒険してみたくなったんです。

 

100パラグラフ制限で書いていると、もう少し色んなアイテムを出したいと思っても、使いどころが限られるので、残念な思いをするんですよね。

そこで、いっそ、読者が思いつく限り色んなアイテムをゲットできるシナリオが作れないかな、と思ったのです。

 

ネイキッドチェイサーでは、例えば武器庫に到達すると、そこにはあらゆる武器が置いてあると記載されています。そこから何を持ち出すかは、読者の自由なんです。イメージ通りにファルシオンでも良いし、バトルアクスとか、両手に短剣とか、鞭だったり、自由に想像して主人公の女戦士に装備させてもらっていいのではないかな、と。

 

また、本作では、アイテムの所持数制限を撤廃しました。持ち出そうと思えば、武蔵坊弁慶みたいに無数の刀剣を背負い込むことも可能です。

もちろん、途中のパラグラフにトラップを配置して、あまり欲張って持ち物を運んでいると文字通り足をすくわれる仕掛けも作っておきました。

 

この、ファジーなアイテム管理、私としては、残念ながら、いささか不完全燃焼でした。

やっぱり100パラグラフでは使いこなせなかったかな、という感じです。

もっとパラグラフ数を増やして、タイムトラベルものにして、トマホーク(投げ斧)からトマホークミサイルまで使いこなせるような設定にしたら、また別の面白さがあったかも知れません。