どうも、ちゃなです。ゲームブック作家しています。
宣伝はさておき「護国記」リプレイもついに13回めにしていよいよラスボス(多分)、魔神の登場です!
ラスボス(多分)だけあって、こいつは超弩級の迫力です。何しろ人の苦しみや世の乱れを喰らって大きくなるというのですから、単なるモンスターではなく、災厄の化身とでもいうべき存在です。
そして、主人公の輪廻を成立させている残穢石は、魔神の血肉。主人公の構える邪大剣モラルサカは、魔神の爪。
これでは勝ち目がありませんよね……。ライゼが三英雄やフォリュデリュック王を相手どって掴み取った奇跡的な勝利は、魔神のパーツに頼ってのものに過ぎなかったのです。
赤子の手をひねるように三英雄を屠っていく魔神。残穢石のありかを悟られる前に、ライゼは輪廻の渦に飛び込みます。
しかし、これでは何度挑んでも勝ち目はゼロですよね。あとは国王を説得して完全復活する前に魔神を封印するくらいしか。。。
と思って目を覚ました主人公ですが、これまでと様子が違うようです。
なんと、今回は1ヶ月も時間が戻っている!
これはちょっと唐突感がありますね。何か必然性があってのことなのでしょう。
ともあれ、時間の猶予ができました。久方ぶりの、いや、本編始まって以来の、まともな探索フェイズです。さて、どこへ行こうかしら。
……と思ったら、ほとんど選択の余地がありませんでした。やはり、一か月後の惨劇を目の当たりにした主人公は、どこに出かけても上の空。
あ。このくだり、惨劇が一か月後じゃなくて二日後って書いてあるところがありますね。誤植でしょうか?それとも何か意味があるのかしら。
結局、ライゼは王城を抜け出してふらふらと森に入っていきます。
そこで邂逅した相手とは……?