波刀風賢治さんのゲームブック「護国記」のリプレイも始まってから3週間が過ぎました。
ゲーム内時間ではマイナス3週間くらいでしょうか。。。
さて、これまでの復習を。
壱の国の衛士ライゼは突如「三英雄」に襲われて国王もろとも命を落とします。しかし偶然掴んでいた「残穢石」の力でライゼはタイムリープ。王国最後の日を何度も繰り返すうちに明らかになった驚くべき真実、それは国王が魔神を復活させようとしていたこと。しかもその真意は、力を蓄えすぎる前に魔神を抑え込むためでした。ところが、この一カ月間に起きた全土の災厄のせいで魔神は既に攻略不可能なまでに強大になっていました。ライゼは一か月前にタイムリープして各地を巡り、災厄を抑えて魔神の力を削ぐべく奔走します……
私のライゼは散の国に向かい、ヒドラ、マンティコア、そして水龍を打ち破りました。そして前世で何度も刃を交えた三英雄の一人、調停戦士ブラクストンと邂逅を果たしたのです。
……なんて、まとめてみた後で読み進めたら、なんと。ライゼがツヴェルクの民の前で大演説。今ちゃなが書いた内容をそのまんま講釈してくれてました。。うーんシンクロ率高い。
さて、本題に入ります。「正しい道を知っている」プラス「苦労を重ねている」ライゼはもはやカリスマ的存在。これ、現実でも説得力のある人の特徴ですよねー。ツヴェルクの民の絶大なる信頼を勝ち取るのも必定でしょう。
ところが、そんなライゼのもとに、弐の国の全軍が中原に進軍を開始したとの知らせが入ったのです。
これはおかしい。ライゼの知る歴史では、弐の国は少数精鋭で壱の国を攻めていたはず。まさか、歴史が変わった……?
……だけならお約束ですが、今回のライゼの行動が弐の国の歴史に干渉するとはちょっと考え難い。だって弐の国には一切踏み入ってませんからねー。
ライゼは自分の行動が弐の国にばれている可能性を考えます。でもこれも微妙に変。魔神が復活して得をする国は基本的にないはずだから、なんならライゼの正体がばれた方が一致団結できるはずなのに。。。
うーん、どうも、誰かの悪意を感じます。もしかしたら、ライゼと魔竜以外にも輪廻に干渉できる存在がいるのかも。
とにかく情報収集、そして介入しなければなりません。少し待って情報を集めるか、弐の国の王城に急ぐか、いっそ戦地に赴いて体を張って争いを止めるか……と思いあぐねたところで言ノ葉チェック。
……あ、ここ選択肢じゃないんだ。。
毒草師ツヴァルカンが同行を申し出てくれました。
そこで選択肢です。
なるほどー。やはり言ノ葉チェックは、最初に赴いたルートで得た情報や知己をフォローするための一時的な分岐と読みましたよ。
さて、ここは重要な選択です。散の国に留まるか、弐の国の王城に向かうか、戦地に赴くか……