ちゃなです。ゲームブックの誌上リプレイもいよいよ佳境ですね。
Derilionの旅は続きます。続く通路で妙に滑らかな壁を発見し、調べてみると奥から少女の声が。まさかObishaaでは?
いや、そんなはずないですけどね。。彼女はきっと最深部にいるでしょうから。
とはいえ見過ごすわけにはいきません。
「助けて!」
「あなたはObishaaなの?」
「違うわ。私はZalixaよ。ポッジョーリから逃げ出そうとして捕まったの」
正直ですね。ちゃなだったらダメもとでObishaaを騙りますけどね。。。
「どうすればいい?」
「発火剤を使って。あるいは、掘り起こしてくれてもいいわ」
ちょっと待った。なぜあなたが発火剤のこと知ってるのかしら?
怪しさ満点ですが……まあ、このパラグラフに着いた時点で発火剤を持ってるか否かは読者次第ですしね。。この地域では一般的な携行品だということなのかもしれませんが。
ええ、いいでしょう。残る一つの発火剤をここで使ってしまいましょう。
発火剤を使うと見事に壁が崩れました。(重さ−1)って、発火剤、重さあったんかい!
無事に通路に出られたZalixa。Derilionを見るなり一言。
「ここまでどうやって無事に来られたの?」
「まあ、無事とは言えないけどね……」
一回死んでますからね。。。
「あらそう。これからが最悪かもしれないわね。私、あなたにStealthの付与をしてあげられるわ」
どうして魔女はみんなしてこう意味深な物言いをするのでしょうか。てか、Stealthはもう付与済みだって!うーん、この空振りは痛いですね。。。
Zalixaと別れて先へ進むDerilion。すると通路が川で途絶えています。川に沿って岸壁の上を歩くか、それとも川を飛び越えるか。。
Speed勝負は避けたいところ。飛び越えるのはやめにして、川上である左に進んでみます。
しかし岸壁はちょっと狭い。。Detectionのテスト。7で成功しました。足を滑らせそうになりながらも岸壁を伝い歩きます。
続く上下に分かれた岸壁は上りを選択。Accuracyのテスト。10でギリギリ成功。重量に左右されない能力値で良かった。。
なんだかボルダリングみたいな感じになってきましたが、なんとか岸壁を伝い歩くと、唐突に鉄の扉に出くわしました。
他に選択肢もなく、扉を開けてみると、暗闇の中からまたしても少女の声が。
「私の前でこそこそしないでちょうだい」
「こそこそなんてしてないわ」
「じゃあ、あんたの目的は何?」
またいつもの魔女でしょうか。しかし、この返答は慎重を要します。選択肢は、あなたは誰、ポッジョーリの配下、ポッジョーリの敵、財宝目的、怪物退治の五択です。Derilionの回答は次回にて!