さてさて、いよいよ4日目。
イベントとしては、戦闘、罠、魔法の仕掛け、轟音の悪魔戦、闇の道、と5つもシーンを作りました。しかし、これらは名前と突破法だけ決めただけで具体的な内容は白紙です。あとで清書の際に考えるというやり方です。
こういう制作の仕方、私は結構やります。
「デレクの選んだ魔法」なんて、終盤の難関「精神の間」のイベントは、当初学園長がデレクを止めに入る予定だったからなあ。。結局学園長が出張中にラスボス戦となりました。
こんな風に、フローチャートは一緒でもテキストを書き換えると全然別の物語を構成できるのもゲームブックの面白さです。
実験作として、旧作とフローチャートまったく一緒で全然別の作品を作ってみるというのも、一度やってみたいですね。
なんてことを考えながら、チャートを作り続けます。
最初の分岐で罠の部屋を選んだ展開として、複数人、女性パーティ、単独の三パターンがあります。
このうち女性パーティのパターンでは、主人公が男性の場合、合計3人ということになります。
せっかく同行者がマリーとイシスと固定されているので、彼女たちの描写が映えるような展開を作りましょう。
皆殺しとか(おい
カルバドールは裏切り者の始末がミッションであり、戦闘が得意なので、マリーとイシス二人相手でも勝てることにします。
マリーは正規メンバーを乗っ取って迷宮に入った裏切り者なので、カルバドールのターゲットですよね。これでカルバドールは任務完了。
……と昨日作ったのですが、イシスは巻き添えだなあ。彼女は忠実な信者なのに、プロの暗殺者が無関係の味方を巻き添えにしていいんかい、というのがちょっと引っかかってました。
イシスとマリー、どちらを襲うかを選べるようにしてみましょうか。
どっちが裏切り者なのか、道中何かヒントが必要ですね。
罠の部屋の後は、分かれ道。階段の下には宝部屋を作ります。ターナー宝目当てなので、彼のゴールになります。
ターナー以外は宝を得ても喜びません。この部屋は、盗賊技能がないと出られないようにします。他の何人かの主人公にとってはデッドエンドになるわけです。
もう一つの通路の向こうは、さらに分岐して、敵の出る部屋と魔法が必要な部屋。
そろそろパラグラフも乏しくなってきたので、最深部が近いのでしょうか……?
現在の進捗はこんな感じ。
ところでストーリーの方ですが、魔神の復活というのはネイキッドシリーズでは定番のテーマになっています。
「デレクの選んだ魔法」ではアポカリプス、「ネイキッドチェイサー」ではアビス、「ファントムドミネーション」ではアバドンの復活が黒幕の目的になっています。
いささか食傷気味かもしれませんね。。。
しかし、三題噺で「教祖」を引いた以上、神を出さないわけにはいかないし。
いっそのこと、今回の魔神アバーティッサは、なんか良い方の悪魔(?)ということにしましょうか。例えば、豊穣を司る魔神アバーティッサ。教団は飢饉で家族を失った孤児達が作ったもので、魔神の力で農業国家を作ろうとしているとか。
だとしたら、いっそ魔神アグリコラのほうがわかりやすいかも。。。