こんにちわ、ちゃなです。
今日8月27日は国際ゲームブックの日なのだそうです。
「火吹き山の魔法使い」が出版された日だったかな?
海の向こうではリビングストン先生のインタビューとかも行われるみたい。
せっかくですから何か作りたいな、と思ってはいたのですが、「豊穣の迷宮」を上梓したばかりでまだ充電中、「ネイキッドチェイサー」英語版も進めなければならないし……ちょっと無理かなー、と思っていたのですが。。
昨日の帰り道にアイデアが浮かびました。
ストーリーを練るのが一番時間かかるんですよ。で、ならいっそはじめから夢オチでいいかな、と。
(アイデアってほどでもないな、これ……)
発表の場は、少し前から決めてました。
代々木丈太郎さんの運営するサイト、GameBook.xyxです。
代々木さんはゲームブック投稿サイト運営者として何年もこのようなサービスを展開していらっしゃいます。氏のブログはとても勉強になるので、そのうちに何か投稿して差し上げたいなあと思っていたのですが、なかなか機会と気力がなく……
GameBook.xyzはリニューアルしたてで、システムは非常にシンプルです。パラグラフリンクを貼るだけ。つまり、パラメータとかフラグの設定はありませんし、手動でパラグラフジャンプすることもできません。むしろ、進んでいないパラグラフは読者に見えない仕様なので、パラグラフシャッフルをしなくていいのが特徴になっています。
このようなシンプルな仕様なら、それに沿った作品を。。
となると、どんどん展開するストーリー及びテキスト重視の単方向が合いそうなんですけどね。
何せ時間がないので、いっそ逆転の発想で、少ないパラグラフでいかに迷わせるか。
そんなコンセプトで書き始めました。
テーマは「夢」。なので、実際にちゃなの見た夢をかき集めて元ネタにしています。
(完成作を読んでみると、なんだか殴ったり殺したりばっかりだなあ。大丈夫か?)
フローチャートは「擬単方向」です。この言葉、今作りました。前に戻れない単方向ですが、進んでいくうちに戻ってしまう、「願いの井戸」パターンですね。
そのループを抜けるためのヒントは、実に単純。多くの読者が一発で気づくと思います。
このギミックは、GameBook.xyzが電子制御のパラグラフ遷移にもかかわらず「パラグラフ番号」が読者に見える仕様なのを利用しています。
夏の夜にふさわしい、おどろおどろしい物語の迷宮をお楽しみください。