どうも、ちゃなです。
新作ゲームブック「デレクの選んだ魔法」では、いろんな人が出てきます。主人公デレクの心強い味方もいれば、ライバルや不倶戴天の敵も登場します。
本作には明示的なパラメータが存在しませんので、誰がどのくらい強いのかは想像するしかありません。戦って一番強いのはいったい誰でしょうか?
(軽いネタバレを含みます。)
戦士部門
第3位 カーン
治安局の部長を務めるカーンは、典型的な体育会系の人物です。制圧部隊を率いていることから、自らも相当の腕っ節を誇るのではないでしょうか。とはいえ、山賊ハロルドを取り押さえ損なったというエピソードがあるので、その腕力はあくまでも人間レベルにとどまるものでしょうけれど。。。
第2位 アストリア
本作で実際に登場した悪魔の中では、戦いの権化ともいえるこの悪魔が最強ではないでしょうか。剣と盾を装備した姿で現れて大暴れします。普通の戦い方では到底敵う相手ではありません。ただ、知能や感覚は並の人間と大して変わらないので、そこが付け目かもしれませんね。
第1位 オバール・ブレイガス伯爵
やはり最強はこの人でしょう。光速流の使い手で、王都での武芸大会でも優勝経験があり、しかも精神力が強くて魔術にもかからないというスーパーマンです。「ネイキッドチェイサー」では年老いた彼が主人公の女戦士に立ちはだかりますが、その戦いでも「全盛期のブレイガスはどれだけ強かったのだろう」と思わせる描写があります。悪魔なんか余裕で斬り殺してしまいそうですよね。
魔術師部門
第3位 カストロ
魔術師の中でもアカデミーの教授陣は現役の最強術者ということで、甲乙付けがたい実力を持っています。しかし、汎用性という点では召喚術の大家であるカストロ先生が一歩前に出るでしょう。片っ端から悪魔を呼んで使役すれば、相手はなすすべもありません。その冷静で隙のない性格も戦いで真価を発揮することでしょう。
第2位 ツルニコフ
「一対一なら衰弱の術が最強」説は根強いです。ツルニコフ本人はなかなか独特のキャラクターで、彼が戦う姿はそうそう見られないでしょうが、いざ本気を出したら、その口から漏れる真言の前に死屍累々という情景が浮かび上がります。
第1位 サイフリート・アッシュ
アカデミーの学長にして思念の術者。プロフェッサーXばりの超能力で敵の心を操り、魔公案で全ての相手をねじ伏せます。しかも彼は60歳を超えるというのに筋肉ムキムキ。いざとなれば魔術に頼らずその豪腕で相手をくびり殺すことだってできそうです。伊達にくせ者揃いの教授陣のトップにいるわけではありませんね。
(余談ですが、ちゃなは、この「テレパス能力」+「物理的に強い」のコンボこそ最強だと思っています。X-MENシリーズでも最強のミュータントは多分、テレパシーと硬質化の能力を併せ持つ”ホワイトクイーン”エマ・フロストでしょう。)
いかがだったでしょうか?
実際には相性やシチュエーションによる違いもありますので、あくまでも一つの思考実験です。ネタバレのためあえて伏せた人物や設定もあります。
公式に誰が最強と決めるつもりもありませんので、皆さんも「この二人が戦ったらどうなるか?」という想像をしてみてくださいね。