「護国記」連載(?)リプレイも第24回。ちなみに私のブログはこれが100記事めになります。
さんざん悩んだうえ、ちゃなのライゼは直接戦地に赴くことを決断しました。そうすれば情報収集と戦局への介入を一度に行えるという判断です。王様に話したところで戦場の将軍に指令が伝わるまでには時間がかかってしまうでしょうしね。
かくしてライゼは義勇隊、フリーランサー「インカルナ」を結成することになります。
戦地でライゼを待っていたのは、予想通り、弐の国の勇者ドゥーエでした。ブラクストンはドゥーエに問い詰めます。戦場の中央で当代の巨人同士が相まみえて互いの義を問う……ぞくぞくする展開ですね!
ここで勇者に対してどう振る舞うの選択です。ここは剣で語るしかない!
……とここで言ノ葉チェック。言ノ葉……5……?
「押し通る」「切り拓く」どちらもなんかの技能っぽいですが……もちろんどっちも聞いたことがない!
あー、これは死んだな。
本編でも語られている通り、ライゼが三英雄を相手に戦えたのは、何度も輪廻して訓練したことよりも、相手の出方をあらかじめ知っていたことが大きかったんですよね。トレーニングで記憶は定着しても、筋力や運動神経はリセットされてしまいますから。
あっさりドゥーエに首を刎ねられてジ・エンド……と思いきや、調停戦士ブラクストンが助けに入ってくれます。おお、なんという男気!
この、シュッとした強敵の一撃を武骨な戦士が体張って食い止めるという展開、しびれますねー。絵的には、「ドラゴンクエスト ダイの大冒険」の魔剣戦士ヒュンケル対獣王クロコダインな感じでしょうか。いや、ちゃなの中では弐の国の勇者ドゥーエはもっと筋骨隆々なイメージですけどね。。
結局、ドゥーエは盟友ブラクストンの説得に応じて矛を収めてくれました。
ここで言ノ葉2「戦友と」をゲットです。
とにかく、弐の国の城へと向かう3人。王命を受けている以上、全軍を翻すわけにはいきません。ドゥーエの話では、筆頭諸侯アークデュッケ公爵から指令を受けたとのことです。どうもきな臭いですね。この人が何らかの思惑で勅命書を偽造したのではないかしら?例えば、全軍が不在の間に自分が都でクーデターを起こすとか。。。
一行は南洋に面する弐の国の王城「二層城」に到着します。この、ちょくちょく挟まれるけれんみのない名称が、なんかリアルでいいですよねー。いかにも地域の住民が誰からともなく呼び始めたみたいな雰囲気があります。この城は祭りのたびに開放され、毎日装飾をつけ足す内装があったり、水や樹木と調和する一角があったり、実に美しい城塞のようです。
入城しようとしたところで一行は門番に呼び止められます。勇者ドゥーエが顔パスできないなんて、この門番モグリだな!……と思ったら、人間じゃなくて大牙(オーガ)でした。この語呂合わせはちょっと笑っちゃいますね。。
もちろん速攻を仕掛けます。主人公が1匹、勇者の神剣が1匹を一瞬にして屠りました。重戦士であるブラクストンは出番なし。
この展開は実に合理的ですね。
「ファイアーエムブレム」のようなターン制のタクティカルコンバットでは、もっぱら攻め立てて反撃させずに敵を倒しきるか、重戦士を前に出して敵を釣り出したうえで反撃で仕留めるか、大きく2つの戦い方があります。そしてこういう力だけの三下雑魚には、前者の方が基本的に間違いないものなんです。
しかし、主人公の前には新たなる脅威が。。。