ほぼリアルタイムでお届けする波刀風賢治さんの大作ゲームブック「護国記」リプレイ、遂に第29回、ラストステージです!
主人公は遂に魔神を復活させ、その強大な体躯に挑みます。
1ヶ月後に挑んだ時には三英雄共々コテンパンにされましたが、今回は違います。何しろ1ヶ月に渡って各地の災厄を防ぎ、魔神の尖兵たる悪魔軍団をも殲滅したのですから。
それでも、魔神の力は強い強い。何しろあらゆる攻撃が効かない!とりわけ、斬れないものはないはずの神剣パルツィファルリゴメールが斬れないというのはショックです。さて、この無敵の謎は一体……ここで「逆転裁判」っぽい三択です。
魔神の本体は、ここにはない?
……いや、敵の攻撃は届いていますね。。
では、魔神の本体に触れていない、ということ?なんか、邪闘気みたいなものでガードしているのでは?
どうやらそのようです。主人公の仮説にフィオレンティナも頷きました。
続いてツヴァルカンが講釈を垂れ始めます。曰く、魔神は新月であり、隕石が落ちてくる……!
驚いたことに、メテオストライクを受けても魔神はノーダメージ。これはもう凍れる時の秘法を使っているとしか思えません。
穴の空いた天井から空を見上げると、そこには再び、最後の頼みの綱である翼竜ヴァイベルンが。主人公は翼竜に飛び乗って最後の特攻をかけます。
ところが、翼竜の炎と邪大剣モラルサカの同時攻撃でも魔神には通りません。反撃を代わりに食らった闇公子ヴェルファーノが戦線離脱。
この辺りの絶望感、まさにボス戦ですねー。
ところでヴェルファーノは主人公と本編であまり絡みませんでしたね。別ルートでは早めに接触するのでしょうか?彼の行動理念は正直よくわかりません。。。
ヴェルファーノを食らうその瞬間を凝視していた主人公は、魔神がシールドを展開するのを見届けます。次元断裂と言うらしいです。そしてこの力は、魔神が取り込んでいる魔竜の持つ神力に由来するとのこと。
ここでヴァイベルンが一つの決断をします。
それは、自らの命を犠牲にして、魔神の力を中和すること。
主人公の制止も聞かず、人のために魔神に特攻する翼竜。時間を操る翼竜と、空間を操る魔竜が、互いを喰らい合う。そんな神話的戦闘を主人公はただ見つめることしかできません。
そして、長い戦いの果て、消えゆく2体の竜。
ヴァイベルンの滅びに伴って、主人公の中に竜翼と龍脈の力が流れ込んできます。そしてそれは同時に、ライゼが輪廻の力を失ったことを意味していました。
不死者がその能力を失うというシチュエーションは、アメコミで緊迫感を出すためにしばしば用いられますね。ヒーローの多くは不死身だったりしますから。
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しかし本編はゲームブック。これ以後、選択肢を間違ったら、唐突に「本を閉じること」で終わりを迎えることになるのでしょうか……絶対に負けられない!
長らく続いたこのリプレイもようやく次回で完結です!(多分