ちゃなのゲームブック

ゲームブック作家「ちゃな」のブログです。Amazonキンドルで「デレクの選んだ魔法」等販売中!

ちゃなのゲームブック一覧

こんにちわ、ちゃなです。

私がゲームブック作家を名乗り始めてから……何年か、経ったのかなあ?

インディーズではありますが、作品数も少しずつ増えてきたので、ここいらでまとめておきたいと思います。

 

まずは本丸のキンドル本から。いずれもサイコロ・筆記具不要で楽しめるのが特徴です。

ネイキッドウォリアー (ちゃなのゲームブック)
 

処女作です。100パラグラフ単方向99円。名前と表紙はアレですが、中身は割としっかりしたファンタジーです。マルチエンディング。

ネイキッドサバイバー (ちゃなのゲームブック)
 

第2作。100パラグラフ双方向99円。主人公の所持品や行動を一言で管理する「フラグワードシステム」をはじめて導入した作品です。 

ネイキッドチェイサー (ちゃなのゲームブック)
 

 ネイキッドシリーズ完結編。100パラグラフ単方向99円。読者が思いつく限りのアイテムを入手できるのがポイントです。 

デレクの選んだ魔法 (ちゃなのゲームブック)

デレクの選んだ魔法 (ちゃなのゲームブック)

 

ネイキッドシリーズの魔術師デレクの青春時代を描いた作品。600パラグラフ単方向480円。長編ですが管理するのはフラグワードと習得魔法のみ。マルチエンディング。 

魔皇を継ぐ者 (ちゃなのゲームブック)

魔皇を継ぐ者 (ちゃなのゲームブック)

 

 ネイキッドシリーズの数百年前のお話。200パラグラフ単方向、250円。フラグパネルを使ったフラグ管理と仕掛けがあります。マルチエンディング。 

 「デレクの選んだ魔法」のすぐ後に起きた事件を描きます。100パラグラフ単方向99円。システムはシンプルですが、ゲームブックの常識を裏切る罠を仕掛けてあります。 

豊穣の迷宮 (ちゃなのゲームブック)

豊穣の迷宮 (ちゃなのゲームブック)

 

本ブログで制作工程のすべてを公開しつつ執筆した作品です。100パラグラフ単方向99円。7人+αの主人公ごとに展開が変わります。

The Naked Warrior English Edition

The Naked Warrior English Edition

  • 作者:Chana
  • 発売日: 2019/09/08
  • メディア: Kindle
 

 処女作「ネイキッドウォリアー」の英訳版。中身は一緒です。

 

続いて、日本ファルコムさんのコンピュータRPGの世界観でデジタルゲームブックを展開するウェブサイト「ソーサリアンTEXT」さんに投稿したのがこちら。

www.web-deli.com

災厄の夜 -テンペスト・ナイト-

原作の七星魔法をフィーチャーした作品です。ソーサリアンの基本シナリオからネタを頂戴した総集編的な色合いもあります。125シーン。

金竜の陰謀

連作シナリオ「ドラゴンモード」の一つで、挑戦するためには他のシナリオでフラグを立てる必要があります。職業システムを攻略に組み込んでいます。64シーン。

不思議のソーサリアン  - ヘクトマリスタワー- 

チュンソフトさんの「不思議の~」シリーズよろしく、ランダムイベントをこなしながら100階建ての塔を上るシナリオ。101シーン。

 

そして、無料でテキストアドベンチャーの作れるサービス「プロップスゲームズ」さんでも制作させていただきました。

propsgames.jp

笑う門には癒しあれ

インタラクティブ漫才ゲームです。相方の言葉に応じて台詞を選んでいくことでいかに笑いを作り出すか。分岐はないのですが、高評価のためには文脈や全体のバランスを見る必要があります。

 

さらに、「GameBook.xyz」は代々木丈太郎さんの運営するゲームブック投稿サイト。以前から注目していたのですが、国際ゲームブックの日にようやく初投稿となりました。

gamebook.xyz

ナイトメアドリーム

タイトルの通り夢オチのナンセンスジョーク。フラグも何もない30パラグラフの小品ですが、テキストとフローチャートにちょっと仕掛けを凝らしています。

 

現在はこんなところです。

そして、今年中に更なる新作も出ますよ!どうぞご期待ください。

ウォーロックマガジンとプロップスゲームズのコンテスト結果発表!

こんにちわ、ちゃなです。

 

二つ続けて、ゲームブックのコンテストがありました。

テーブルトークロールプレイングゲーム専門誌「ウォーロックマガジン」のソロアドベンチャーコンテストと、ウェブサービス「プロップスゲームズ」のゲームコンテストです。

 

ウォーロックマガジンはアドバンストファイティングファンタジーやトンネルズトロールズなど国内有数のTRPGのサポート記事を毎号載せているほか、ソロゲームやコラム、コミックなど毎号読み応えたっぷり。刊行3年目に入り、初めてのコンテスト開催に至りました。T&T部門とフリー部門の2部門です。

見事に入選したのは、水波流さんの「ウッズエッジのひなげし」。少年時代の郷愁を描いた抒情的な作品のようです。次号の特別付録に掲載されるとのこと。今から楽しみですね。

拙作「カルテジャンのモンスターキャプチャラー」は残念ながら選外でした。100パラグラフに20種類のモンスターを詰め込み、リプレイ性と資料的価値も持たせようと欲張ったのですが……肝心のストーリー性というか読者をワクワクさせるところが弱かったのが敗因でしょうか。。

自分なりのコンセプトに沿って突き詰めた作品だったので、負けて悔いなし、と言いつつ、第2回があれば、目にもの見せてやろうと思っています!

残念だったのは、フリー部門の受賞作がなかったこと。応募作品自体なかったのかな?実は私も作りかけていたのですが、到底形にできず……次の機会には、ウォーロックマガジンの誌面を存分に活かした作品を作ってみたいところです。

 

一方、先日このブログでご紹介したプロップスゲームズのコンテストでは、めでたく金賞をいただきました!

ameblo.jp

……もっとも、応募期間が短かったせいか、他に一般応募作がなかったようなのですけどね。。

拙作「笑う門には癒しあれ」は、インタラクティブ漫才ゲーム。スマホでちょちょいとできる手軽な一品ですが、ただ正解の選択肢を選んでいけば良いわけではなく、一ひねりしています。

せっかくですのでリワードは資料代に充てて、もっと本格的な作品も作ってみたいと思います!

 

私のような個人作家にとって、アマゾンさんのキンドルダイレクトパブリッシングはもとより、このような表現の場が増えてくれるのはとても有り難いことです。

www.web-deli.com

gamebook.xyz

各々の表現スタイルに合わせた作品を自由に投稿していろんな方に見てもらえるなんて、とても素敵なことですよね!

 

これからも、いろんな物語と選択肢を紡いでいきたいと思います。

国際ゲームブックの日に新作「ナイトメアドリーム」を

こんにちわ、ちゃなです。

 

今日8月27日は国際ゲームブックの日なのだそうです。

「火吹き山の魔法使い」が出版された日だったかな?

海の向こうではリビングストン先生のインタビューとかも行われるみたい。

 

せっかくですから何か作りたいな、と思ってはいたのですが、「豊穣の迷宮」を上梓したばかりでまだ充電中、「ネイキッドチェイサー」英語版も進めなければならないし……ちょっと無理かなー、と思っていたのですが。。

豊穣の迷宮 (ちゃなのゲームブック)

豊穣の迷宮 (ちゃなのゲームブック)

 

昨日の帰り道にアイデアが浮かびました。

 

ストーリーを練るのが一番時間かかるんですよ。で、ならいっそはじめから夢オチでいいかな、と。

(アイデアってほどでもないな、これ……)

 

発表の場は、少し前から決めてました。

代々木丈太郎さんの運営するサイト、GameBook.xyxです。

blog.gamebook.xyz

代々木さんはゲームブック投稿サイト運営者として何年もこのようなサービスを展開していらっしゃいます。氏のブログはとても勉強になるので、そのうちに何か投稿して差し上げたいなあと思っていたのですが、なかなか機会と気力がなく……

 

GameBook.xyzはリニューアルしたてで、システムは非常にシンプルです。パラグラフリンクを貼るだけ。つまり、パラメータとかフラグの設定はありませんし、手動でパラグラフジャンプすることもできません。むしろ、進んでいないパラグラフは読者に見えない仕様なので、パラグラフシャッフルをしなくていいのが特徴になっています。

 

このようなシンプルな仕様なら、それに沿った作品を。。

となると、どんどん展開するストーリー及びテキスト重視の単方向が合いそうなんですけどね。

何せ時間がないので、いっそ逆転の発想で、少ないパラグラフでいかに迷わせるか。

そんなコンセプトで書き始めました。

 

テーマは「夢」。なので、実際にちゃなの見た夢をかき集めて元ネタにしています。

(完成作を読んでみると、なんだか殴ったり殺したりばっかりだなあ。大丈夫か?)

 

フローチャートは「擬単方向」です。この言葉、今作りました。前に戻れない単方向ですが、進んでいくうちに戻ってしまう、「願いの井戸」パターンですね。

 

そのループを抜けるためのヒントは、実に単純。多くの読者が一発で気づくと思います。

このギミックは、GameBook.xyzが電子制御のパラグラフ遷移にもかかわらず「パラグラフ番号」が読者に見える仕様なのを利用しています。

 

夏の夜にふさわしい、おどろおどろしい物語の迷宮をお楽しみください。

プロップスゲームズのコンクールに応募しています!

こんにちわ、ちゃなです。

豊穣の迷宮、楽しんでいただけてますでしょうか?

豊穣の迷宮 (ちゃなのゲームブック)

豊穣の迷宮 (ちゃなのゲームブック)

 

コロナ禍でめっきり外出が減ってしまったこともあり、今年はゲームブック制作のペースがかなり早いです。年明けから「ファントムドミネーション」、ソーサリアンTEXTの「不思議のソーサリアン~ヘクトマリス・タワー~」、ウォーロックマガジン誌のT&Tソロアドベンチャーコンテストに応募して、今回の「豊穣の迷宮」。いずれも100パラグラフの小粒ですが、たっぷりの思い入れを注いだ作品です。

 

そしてもう一つ、今度は「プロップスゲームズ」のコンクールに応募させていただきました!

propsgames.jp

プロップスゲームズというのは、ブラウザゲームを簡単に作れるウェブサービスです。

作ったゲームはそのままアップロードして公開することができます。

アドベンチャーゲームツクールは昔からありましたが、プロップスゲームの特徴はなんともお手軽なところ。テキストを書いて、フラグを立てて、シーンをつないでいくだけで、いとも簡単にゲームが作れます。しかもそれが自動でマークアップ言語に翻訳してくれるので、プログラミング学習みたいなこともできちゃったりします。

 

おまけに、サービス開始早々コンクール開催のお知らせが!

ameblo.jp

タダで公開できるのに対象作品にはアマゾン商品券1万円という太っ腹!

野良ゲームブック作家としては受けて立たぬ手はありません。

……というわけで、作りました。「笑う門には癒やしあれ」。

www.propsgames.jp

前々から作ってみたかった漫才ゲームです。

漫才って面白いですよねー。でも、いざ作ってみると超大変。

実は元ネタがあって、確かコナミさんのプレイステーションRPGのゲーム中に、アドリブで漫才をする場面があったんですよね。ボケるか突っ込むかの簡単な選択問題でしたけど。。

まあ、似たようなギミックはそこかしこにあるんだろうと思います。

 

本作は変数フラグを管理できるので、「面白度」などの内部パラメータを設定しています。実はストーリーの分岐はないのですが、うまく話をつないでいくと連鎖的に得点が伸びていく仕掛けになっています。

開発に時間が掛けられなかったので粗々ではありますが、ご笑覧いただけると幸いです。

 

プロップスゲームズも始まったばかりのサービスなので、今後機能拡張もありうるでしょうし、色々工夫して作り込めばすごいゲームができそうですよ!

ゲームブックの制作実況(27)完

長く続いた戦いも、いよいよ終局です。

昨夜再びMobi変換したファイルを一読し、やっぱり結構バグがありました。変なところで改行されてる。よく個人出版キンドル本で目にして、残念な気持ちになるやつです。原因は不明。一太郎からMobiへの変換バグでしょうか。一太郎の編集中にDeleteキーを何回も押さないと動かないバグがありますが、関係あるのかないのか。。。

 

あと、本編のキモになっている、ホッブス、サッカバート、そして真エンドの表現も、結構見直しました。読み直すと結構矛盾があるんですよね。まあ、魔神の真意なんて人間にはわからないので、人によって言ってることが異なっても構わないのですが、余り食い違うのはどうかと思いますし、そういう矛盾を楽しむ作風ではないので。。

 

Mobiファイルを改めて見直して……ダメ!また改行違いがある。。

……と思ったら、バグじゃなくて私の改行ミスでした。失敬。

 

……と思ったら、また別の場所に改行違いが。

これはもう、一太郎はダメですね。ここまでひどいのは今まで経験したことがありません。おそらくPlayground Flowから一太郎に移すときにコードエラーか何かが無数に起きたんでしょう。あるいは、一太郎のMobi変換機能がアップデートでバグったか。

次回作では、申し訳ないけど、一太郎はリストラしようかしら。。あるいは次世代バージョンが出るかなあ。。

キンドル出版って、こういう妙な脆弱さがあるんですよね。多分プロの編集者の方にとっては日常茶飯事なんでしょう。。

 

では改めて、もう一度Mobiファイルを作って転送します。

こんな具合で、出版前には私のキンドルのライブラリは自分のドキュメントでいっぱいになります。ライブラリの履歴って消せないので、結構煩わしいんですよ。「デレクの選んだ魔法」の時なんかは何十回も繰り返しましたから、今回はまだ4回でマシな方です。

デレクの選んだ魔法 (ちゃなのゲームブック)

デレクの選んだ魔法 (ちゃなのゲームブック)

 

 Mobiファイルを確認……

 

良かった、変な改行はなさそうです。

その代わり、バグ発見。サッカバートでプレイした場合、ちんぷんかんぷんと言ったすぐ後で朗々と古代語を読み解いている。。

 

ついでに、気になっていたサッカバートの開放条件もちょこっとだけ直します。

ノアの生け贄エンドから解放できるのですが、これだとよくわからないので、ノアの生還エンドはアナザーエンド扱いにして、生け贄エンドを正規のエンディングにします。そうすれば、とりあえずノアのエンドを見てないなーと言ってプレイを続けてもらえる確率が上がるでしょう。

 

うん、今度こそ。

最低限、変更した箇所はもう一度実機で見直します。この繰り返しが地味に面倒くさい。。

 

……

……

……

……完成。

できました。

正直、バグや誤植が絶対ないという自信はないんですよね。。100パラなんだから、絶対を求めるべきなのですが、刊行を待ってくださっている読者の方もいらっしゃるし、書き直すたびに新たなバグが出るおそれもあるので、どこかで切り上げなければいけないのも確かです。

本編は、これで完成とします。

 

KDPのページを開いて、登録作業を行います。

実は昨日のうちに、概ね終わらせておきました。

本の説明とかは、完成直後の興奮状態のまま思いつきで書き上げます。練り込むの、あまり得意じゃないんですよね。小っ恥ずかしいくらいに煽る文章だからどのみち素面では書けないし。。

 

……おっと、長く操作してなかったせいか、いきなり原稿をアップロードしようとしたらハングアップしましたよ。

リロードしてやり直します。

 

……と思ったら、まさかの推奨ファイル形式にMobiが入ってない!

最近新しくできたKPFに変わってみたいです。えー、聞いてないよ!

これで一太郎はまた時代遅れに。。

KPFは以前試したことあるけど、バグったんですよね。。

Epubも推奨されてますけど、こちらも問題が出やすいです。以前T&TソロをEpubにしたらパラグラフリンクが全部飛んだんだったっけ……?

正直、アマゾンさんのキンドルは、ソフトウェア的な完成度がいまいちで、機種が変わると平仄が乱れたりとか、結構色んなトラブルが起きます。バージョンアップが早いのと表裏一体なんでしょうけどね。。

 のページに戻ったら、版数が11になってたりとか。

 

とりあえずMobiのままアップロードして、正常に完了しました。

KDP内でプレビューしてみます。

最後にもう一度だけ、せめて今日直したパラグラフリンクの部分を……。

「問題が生じています」

て……ええっ!

 

ああ-こりゃもうダメだ。。

いや、今見つかって良かったよ。うん。

あまりのことにワープロも「見つかって」を「光買って」と変換する始末。

 

もう、リンクはやっぱり全自動で貼ってもらおう。それができないツールは一切使えないと言わざるを得まい。

 

幸い、リンクエラーは迷宮に入るところなので、他の主人公の選択肢からコピペして試してみます。

同時に、一太郎Epubにしたものをもう一度あげてみます。

この辺はひたすら試行錯誤です。頭なんか使いません。

 

え、ここでチェックするなら実機に転送して校正を繰り返さなくてもいいじゃないかって……?

いえいえ、キンドルは、キンドル実機とPC版とiPad版とアンドロイド版、全部別物なんですよ。

iPad版に転送なんかしたら、横書きになっちゃいますから。。

 

怖いもの見たさで、ePub版を先にプレビューしてみます。

 

……ePub版はうまくいってますね。

ということは、一太郎のMobi変換が失敗したということ……?

もう何も信じられないので、Mobiファイルをダウンロードして実機で確認してみます。

 

ダウンロードしたファイル名はちゃんと「豊穣の迷宮」になっていました。

ちなみに一太郎でMobi変換するときは書籍名を毎回入力し直さねばなりません。

 

……ああ、先にKDPに上げてからダウンロードすると、表紙もくっつけてくれるんですね。これは嬉しい発見。

そして、表紙が白黒だとちゃなの名前が完全に背景に埋没して読めない。うーん……な、直しましょう……。

パワーポイントで白黒印刷すれば確認できるじゃん……と思ったら、白黒にすると背景画像が消えてしまう……。余計な気を遣わなくて良いのにー。

 

あ、オンラインのプレビュアーをキンドル端末仕様にすれば白黒で確認できる。

今回は色んなノウハウが見つかりましたねー。(前向き)

 

……大丈夫。

きっと。

 

これで、登録です!

 

最後はお値段の設定。

今回は100パラなので、99円。定価は$0.99、最低価格ですね。最初に099

ドルを入れると世界中で値段設定されるので、日本だけ105円から99円に値下げして登録します。

 

キンドルセレクトにも当然登録。これでアンリミテッド会員の方はただ読みできます。

レンタルも可能にしておきます。これ、前は選べなかったような。。現在も利用できるのはAmazon.comだけみたいですね。まだ実質的にはあまり意味がありません。

ちょっと前に外国の方がネイキッドウォリアー英語版をなぜか自国から購入できなくて、是非読みたいというので貸してあげたかったのですが、断念したことがあります。

 

そして最後に、登録ボタンをポチり。

 

長かった戦いよ、さらば!(キン肉マン風に)

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Publish

四週間にわたった連載も、これでようやくおしまいです。

お付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました。細切れの駄文でさぞ世見苦しかったと思います。

 

そして、これからが本当の戦いだ!

ちゃなのゲームブック最新作「豊穣の迷宮」は、8月7日(多分)発売です!

ゲームブックの制作実況(26)

こんにちわ、ちゃなです。

ゼロから完成までゲームブックの制作工程をブログでダダ漏れする企画、本日で遂に最終回です!

読み直してみたら、タイトルが途中で変わってたり、第4回が2つあったり、山のような誤植はもはや直す気にもなれず……想定以上にぐだぐだで大変失礼いたしました。

 

キンドル実機でひたすら校正と推敲を繰り返します。

サックスのエンディングと真エンドはかなり書き直しました。

ソロンやイシスなら勝てるのにサックスがビヨンデスにやられちゃうのは解せないので、ビヨンデスは退けたけれど……という展開に。

また真エンドはサックスの豹変を理由づけるため、もうちょっと書き足します。

 

表記揺れは、「すべて」「とっさに」などなど。

「別れる」というのは迷いました。パーティを分けることを「別れる」というかどうか。

国語的には、「パーティ」という一つの単位が分裂するなら「分かれる」。パーティを構成する人と人とが離れていくなら「別れる」。まあどっちも正しいんですよね。

 

……っと、バグ発見。ノアがイシスとマリーと一緒に歩いて途中で二人と別れると、宝部屋の罠を自力で解除できてしまいますね。。

……もとい、ソロンでもいけるじゃん!バグってますね。

もったいないけど、ホッブス専用のバッドエンドを汎用に書き換えましょう。

うーん、こんな初歩的なミスを犯すようでは、まだバグが残ってそうですが……できれば今日中に上梓したいなあ。。

 

ところが、一太郎ハイパーリンク(ブックマーク)は使いづらい!

おまけに、やっぱりHTMLから変換したときかなりバグがあったらしく、そこかしこに目に見えないスペースが潜んでいます。あー、こういうのすごく気になる。多分キンドル化したときに初めて平仄が乱れるやつですよねー。。いや、一太郎プチフリしてるだけかしら。。

 

正直、ちゃなは一太郎、好きなんですけどソフトとしてはとても出来が悪いと思っています。まあMS Wordにも満足してはいないのだけど。。パワーポイントにもいきなりフォントが変わるバグとかありますしねえ。

 

もう、わけがわからないので、無理矢理一文追加して行をずらしてみます。コードとか見ればこの謎のスペースの謎は解けるのかもしれませんが、正直一ユーザーの身でそこまでやりたくない。。

 

……遂に校正が終わりました!

もう23時だなあ。それにMobi変換する際に結構エラーが出ているような。

申し訳ありませんが、本日のKDP登録は断念します。もう一回全体を通してチェックしてみないといけません。

明日、明日こそは!

ゲームブックの制作実況(24)

こんにちわ、ちゃなです。

長らく続いた本企画もいよいよ完結ですね。。

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さて、リンクつき原稿ができあがったので、一旦HTMLから直接Kindle Previewerに落としてMobiファイルに変換してみます。

それをメールで私のキンドルに送って、実機で体裁を確認します。

同時に、HTMLファイルを一太郎で読み込んで、縦書きに変換し、口絵イラストを挿入します。

一太郎からは直接Mobiに変換できます。

ちなみに表紙はこの段階では接続せず、キンドル・デスクトップ・パブリッシング(KDP)に登録するときに直接アップロードします。

早速、改ページが反映されてないというバグが発覚。

 

……あ、やられた。

段落頭の字下げがまるっと反映されてない。。。。。

全部やり直しですね。。

なんか、段落頭のカギ括弧の前に謎のスペースが10個分くらい隠れて、そこにカーソルを持ってくと全然動かなくなる。。

HTML周りの謎仕様でしょうか。こういうのを放置しておくと、いざ電子書籍にしたときに、ぐちゃぐちゃなレイアウトになって蘇ってきたりするんですよねー。

全部直します。

 

……1時間ほどかけてすべて修正しました。

ついでにKindle Previewerを見てみると、なんかバグでMobiファイルが生成されてませんでした。

こういうこと、よくあるので今更驚きませんが、代替できない工程がバグってしまうと致命的なので怖いですよねー。

キンドル出版をお考えの方には、一太郎の入手をお勧めします。

一太郎もよくバグりますけどね。。。)

 

一太郎から直接Mobiファイルを出力して、メールで自分のキンドルに転送します。

これで初めて、プレイアブルバージョンが完成しました!

一切バグがなければ、このままアップロードして売り出すことも可能です。

しかし、そんなわけもなく。。

あとは実機で読んで気になるところにチェックをつけて一太郎で修正してMobi変換して、を繰り返します。

そのせいでキンドルのライブラリがドキュメントだらけになります。

ただ今回は100パラなのでせいぜい2~3回でしょうか。

 

チェック項目としては、

・誤字脱字、誤植等のタイポグラフィカルエラー:これはいくらでも見つかります。100パラだと100カ所くらいは直さないと校正した気になりません。

・表記揺れ:これは本当に頭が痛い。プロの編集者のようにはいかないので、どこかで妥協しますが、後で見つかるとやっぱり嫌な気持ちになります。

・段落頭を中心とする体裁上の問題:これも前述のようにHTMLから変換した段階で大量に出てきます。

ここまでが文法上の間違い。

次に、

・不自然な描写:色んなレベルがあります。「日本語としておかしい」「この人はそんなこと言わない」「ここの描写はもっと薄くした方が良い」など。校正というよりは推敲です。

・表現の統一:瞳の色が赤から黒になってたり、最初と最後で口調が違ったり、色んな問題があります。登場人物の多い作品だと、はじめに口調や一人称等の一覧表を作っておいた方がいいでしょう。

これらはいわば文学作品としての質を高める作業ですね。

さらにゲームブックならではの問題として、

・パラグラフリンクミス:ツールで自動でリンクを貼ってくれてればほぼチェック不要なんですが、今作は手動で貼ったので、すべてのリンクをタップしてちゃんとつながってるかどうか確認します。さらに、飛び先の描写が整合しているかも読んで確かめます。あと、パラグラフジャンプが機能しているかどうかも目視で確認が必要です。

フローチャートのミス:これは実機よりフローチャートを見て確認するのが主ですが、進めない分岐やら、死んだ人が出てきたりとか、様々なバグがあり得ます。一番困難なデバッグ作業です。

・バランス調整:これはバグというより仕様ですが、難易度が高すぎるとか、金貨が足りなくなりがちとか、その辺を自分のセンスで調整していきます。とはいっても、ちゃなの作品ではパラメータがほとんど出てこないので、この作業は比較的楽です。難易度設定についての話はまた日を改めて。

・パラグラフの整理:先述しましたが、5→6みたいなリンクは美しくないので直します。本来はゲームブック作成ツールの段階で直しておきたいところです。

あたりが出てきます。

厄介なのは、この段階でチャート自体を修正したくなった場合。

一太郎ファイルを修正するのは良いのですが、修正後のチャートを直接参照できないので、別のバグが出てる可能性を丁寧に検証しないといけないんですよね。そういうことが起きるので、私は極力ゲームブック作成ツールだけで最後まで制作したいと考えています。

 

 

コンピュータゲームのデバッグに終わりはないとよく言われます。

ゲームブックの場合、文章表現の推敲に終わりはありませんが、ゲーム自体のデバッグについては、一応「完成」というものがあると思っています。コンピュータゲームに比べると容量が断然小さいので、目視ですべての可能性を確認することはギリギリ可能なんですよね。もっとも、パラメータや乱数のある作品だともう無理でしょうけど。。

ちゃなとしては、当然ながらバグや誤植の一切ない作品を上梓したいと思っています。

しかし、まあやっぱり見落としは出てしまうものです。

なので、最低線として、自分の想定したエンディングまでの道筋が確実に機能していることを確認します。しかし、あとどこまで検証を繰り返すか、最後は気分次第です。個人出版なので締切はありませんが、どこかで見切らなければいつまでも完成しませんからね。

 

というわけで、まずはキンドルでひたすら読み込む、読み込む、読み込む!

明日にはKDPに登録したいと思います!