ちゃなのゲームブック

ゲームブック作家「ちゃな」のブログです。Amazonキンドルで「デレクの選んだ魔法」等販売中!

誌上リプレイ「ポッジョーリ教団の謎」 その20(完) 感想など

ゲームブック“The Cult of Pajoli"、いかがだったでしょうか。

ストーリーは第一部、完という感じで、ちょっと消化不良ですねー。

ラストシーンでDerilionの特性が明らかにされるところは盛り上がりましたけど、肝心のObishaaを助けられませんでしたから。。最終パラグラフは600で、あっさりした終わり方でした。これバッドエンドじゃないかと思ったくらいです。ちなみに本作は全700パラグラフなのですが、パラグラフ700をこっそり見たところ、ドワーフに殺される本当のバッドエンドでした。もしかしたらダミーパラグラフかもしれないなー。

 

PajoliはDerilionと以前から関係していたのか。Obishaaは本当にただダシに使われただけだったのか。因縁の指輪も使わずじまいでしたし、Derilionの師匠とか出てきそうだったんですけどねー。丸石はHex Stoneというらしく、集めておけばどこかで使い道があるかもしれません。

 

本編にはDerilionの心理描写が濃い目に書かれています。その内容は常識的なもので、読んでて良くも悪くも違和感がありません。本作は三人称小説なので没入感が少し足りない感じがするのですが、都度描出される主人公の心理がすんなり受け入れられるので、その点は好印象でした。最後に暴れるところも共感できましたしねー。

 

また、各シーンではかなり選択肢が丁寧に作られています。ほとんどの遭遇相手に対して戦うか交渉するかの選択肢があるので、がんがん斬り捨てていくプレイも可能かもしれません。その分、パラグラフ数に比して全体のボリュームは少なめに感じます。

 

なお、ファーストプレイでは読んでて一つもデッドエンドを見ることがありませんでした。選択ミスやフラグ不足で死ぬのではなく、体力を削られて死ぬという作風なのかもしれません。だとしたらますます、無敵モードで解いちゃいかんですよねえ。。。

 

今回はきちんとクリアすることができなかったので、全体を通して読んでしまう前に、もう一度しっかりプレイしてみたいと思います。続編のために良い状態で主人公のデータを引き継ぎたいですしね。。

 

お付き合いいただきありがとうございました!

おしまい。

 

……なーんて、こんなズルしてクリアじゃあ、締まらないですよね。

セカンドチャレンジできっちり解きましたよ!

指セーブは若干使いましたけど、ダイス目は一切ごまかしなしです。

もっとも、2回目は主人公の初期値がかなり高かったこともあり、割と楽勝でしたが。。
最終データは下記の通り。

Health 30 -1 -2 -3 +9(to full)

Speed 10 -2(weight)

Accuracy 9 +1 +1(golden cuff) +2(temp)

Stealth 10 +1 +2(temp) -2(weight)

Detection 12

Sword: Damage 2 +1(greenish stone)

Bow: Damage 2

Arrow 10 -1

Healing barm *3 3w

Explosive powder 3-1-1-1 expired

Golden cuff 4w (accuracy +1)

Greenish stone (sword damage +1)

Steel amulet (enchantment: speed, accuracy, stealth)

Metal fragments 3w

Rope 6w

Brass flute 2w

Carving 2w -lost

Scroll *2 2w -lost

Turquoise sand 2w

Orb 6w

Red potion 2w

Green potion 2w

Teeth necklace 1w

Gold watch 3w

Phial of clear liquid 2w

Fake pendant 0w

Box filled with ash 2w -lost

Small white pill 0w

4 gold coins 2w

Small black arrowhead 2w

Blue leaf 1w -lost

Yellow leaf 1w -lost

Total weight 40

ゲームブックらしいアイテムだらけでしょ?最初iPadにフリーハンドでメモしてたらごちゃごちゃになってしまってデジタルで打ち直しました。

 

セカンドプレイで気づいた点としては……

・序盤に結構美味しいイベントあり。ダメージが上がるのは大きい!

・デッドエンドもそこそこあり。初挑戦で遭遇した変な冒険者やデーモンへの対応を間違えると即死します。あと薬や宝箱のデストラップもありました。

・アミュレットの付与はやっぱり結構難しいです。付与してくれるNPCはいっぱいいるんですけど、付与の種類が被るんですよねー。種類を選べるイベントが最終盤にあればいいのですけど。。

・ラストでポッジョーリからDerilionの生い立ちをちょっとだけ聞けます。

・ラスボス戦は、アミュレットを完成させていればとりあえず敵のHealthが15に減り、こちらのダメージが普通に通るようになります。それでもまだ厳しいので、あとは池の中に有害なアイテムをいっぱい投げ込んでトドメを刺すという展開です。変なものを入れるとHealthを回復されてしまいます。私はHealthを3まで減らして剣で倒しました。

・因縁の指輪は正体不明のまま。もしや次回作で登場?

 

まだまだ見たことのないシーンもいっぱいありそうです。イラストがすごく豊富なんですよね。最初ぱらぱらめくった感じでは人物画が少なめに感じましたけど、実際には結構出てきます。キーシーンのほとんどにイラストがついてる感じです。

 

そんなわけで、次回作にも期待したいと思います!

ほんとにおしまい。

誌上リプレイ「ポッジョーリ教団の謎」 その19 ポッジョーリの玉座

ちゃなです。

Obishaaを探しにポッジョーリ教団の本拠地に侵入したDerilion。旅の途中で何人もの魔女の助けを得ましたが、結局決め手となるアミュレットを完成させることはできませんでした。

そして、暗闇の中で縦穴に落ちて気を失った彼女が見たものは……

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Thrones of Pajoli

わーお!これは遂に最深部ですね。目の前にプールがあるのも聞いていた通りです。

奥に座っているポッジョーリ集団に駆け寄ろうとしましたが、体が動きません。

「Obishaaをどこへやったの!」

「彼女のことは重要ではない」

Derilionの頭に直接声が響いてきます。

「そなたがここに戻ってきたことが重要なのだ」

「どういう意味よ。こんな場所知らないわ」

玉座に座るが良い。そうすればそなたも思い出すであろう」

するとDerilionは体が動くようになったのを感じます。うーんこれはどう見てもアレですね。座ったらイービルエンディングですね。もしかしてDerilionこそがポッジョーリで育てられた魔女だったということなのでしょうか?そんな生い立ちではなかったと思うのだけど。。

選択肢は5つ。玉座に座るか、アミュレットを使うか、Obishaaの居場所を問い詰めるか、戦うためにアイテムを使うか、その場にとどまるか。

普通に斬りかかる手はないんですね。てか、この期に及んでまだ一度も弓矢使ってない。。。

アミュレットが使えない時点でもう完全に詰んでる気がバリバリしますけど、なんとか打開策を考えましょう。まずは少し話を聞いてみましょうか。

 

「Obishaaの居場所を教えなさい!」

「彼女は別の場所に送った。そなたの案ずるところではない」

「生きてるんでしょうね?」

「……多分な。だがそれは重要ではない。玉座に座るのだ」

……ってことはやっぱりさっきの声は本物のObishaaではなかったのね。

選択肢は変わりません。

仕方ない、一応何かほかのアイテムを探してみようかな。

 

ところがDerilion、いきなり剣を抜きました。

玉座に座るつもりはないわ!」

「……そうか、ならば死ぬしかないな、Derilion!」

……どうやらこの選択肢は単に戦うという意味だったらしいです。道理でただ襲い掛かる選択肢がないわけだ。。

 

プールの中から現れたのはダイアモンドエレメンタルです。Healthが24とだけ明示されています。本書は主人公の能力値が高くても戦闘での被弾は防げないので、これ普通には勝てない相手ですよねー。

ここで再びアミュレットのことを聞かれますが、付与は完成していないので。。

アミュレットをかざすも、効果なし。期待させるなよー。

Detectionのテスト、6で成功。

Derilionはエレメンタルの動きに呼応してプールの色が変わるのに気が付きました。プールにたどり着ければ何か打開策が見えるかも!

しかし続くSpeedのテストは7で失敗。意外に素早いエレメンタルの攻撃で5ダメージも食らいます。そして戦闘へ。

 

Diamond Elemental Speed9 Accuracy10 Damage3 Health?

 

うわーこりゃ無理だー!

ただでさえ最強の相手なのに、Derilionはアミュレットを完成させてないと1ダメージずつしか与えられないということです。Accuracyは現在12なので必中ですが、それでも倒すのに実に24ターンかかるのです。敵の命中率は9割以上なので、おおよそ70ダメージくらい食らう計算になります。

つまり事実上絶対勝てないんですね。

ちなみにアミュレットが完成してても一回2ダメージですから12ターンかかる。敵はその間に30ダメージ与えてくるのでやっぱり勝てませんね。。

おそらく何か他の手段と組み合わせて敵の初期Healthを減らせるのでしょう。Health10でも厳しいくらいです。

 

もう、一人殺すも二人殺すも同じなので、勝ったことにします。

「さあ、Obishaaの居場所を言うのよ。そうしたら命は助けてあげる」

「ここからはるか先、クリスタルの滝だ」

「嘘をつけ!クリスタルの滝なんておとぎ話でしょ」

「違う、実在するのだ。さあ、玉座に座ればそなたをかの地に送ってやろう」

「あなた、私がバカに見えるのね?それじゃ自分で探すわ」

「勝手にするが良い」

「最後の質問よ。なぜ私はここに送られたの?」

「そなたの魔力ゆえだ、ライトブリンガー。そなたの魔力を欲したのだ」

「私は魔法使いじゃない」

「いいや違う。そなたは発見の魔力を持っておる。使いこなせば強力な存在になれる。信じられないか……なぜ我らが嘘をつかねばならんのだ?」

ポッジョーリの話にDerilionは耳を疑います。今まで自分のカンで生き延びてきたのは、魔法の力だったの?

……確かに、これまで何回か、天性のカンで危険を避けたり、なんとなくそんな気がするといった描写が出てきましたね。さりげなく、ですが。なかなか芸が細かいです。

「出口はどこ?」

「それは一番簡単な質問だな。後ろのドアだよ」

 

さて、ここで今更玉座に座るという選択肢はもはやありません。素直に退室するか、それともポッジョーリの首を獲るかです。

まあ、一応素直に喋れば命は助けると言いましたからねー。それに相手もまだ余力を残してそうですし、無理な攻撃は避けましょう。

 

ところが!部屋の奥にドアは見つからず、Derilionはトラップスイッチを踏み抜きます。Speedのテスト、7でもちろん失敗。。

ダーツで1ダメージを受けました。最深部だというのに案外ちょろい罠でした。。

 

怒りに身を震わせ、Derilionはポッジョーリに向き直り、そして剣を突き立てます。しかし剣は素通りして玉座に刺さりました。プロジェクションかよ!

「あなたは一体どこにいるの?」

「クリスタルの滝だ。Obishaaとともにな」

さっきと微妙に言ってること違いますが。

完全に我を失ったDerilion、玉座を片っ端から蹴倒します。すると、最後の玉座が倒れた瞬間、彼女は洞窟の外にテレポートさせられました。

 

Derilionは失意のうちに村に帰ります。彼女にHuraneeの安否確認を託した女性が出迎えてくれました。……Huraneeって誰だったっけ?妹を奪われたって言ってた人がいるのは憶えてるけど。。

見つからなかったと正直に伝えると女性は泣き崩れます。

彼女が落ち着くのを待ってDerilionはクリスタルの滝について尋ねます。

「ここからとても遠い、東の果てだよ。Tombinの町を訪ねるがいい。きっと助けになってくれるさね」

……あっさり教えてくれました。クリスタルの滝っておとぎ話じゃなかったんですね。

 

ここで能力値が全快します。ドーピングしたAccuracyとStealthも戻っちゃいますけどね。

そしてDerilionはObishaaを探しに、東へと足を運ぶのでした。

誌上リプレイ「ポッジョーリ教団の謎」 その18 再会、そして

こんにちわ、ちゃなです。

ゲームブック”Cult of the Pajoli"、再び死んでしまいました。

さて困りました。最初の死は回復忘れということでごまかしましたが、今回は正真正銘ヒットポイントがゼロです。能力値もダイス目も悪くはなかったので、ここで体力が尽きたのは完全に私の選択ミスの結果なんですよね。。

しかし、必要アイテムがなくてデッドエンドというわけではないし、どこかの選択肢を誤った感じもしないので、ここで初めからやり直しというのもちょっとなー。

というわけで、ゲームブック作家としてはあるまじきことですが、ここは無敵モードで少し先に進ませていただくことにします。

 

次の部屋でDerilionは青と黄色の2枚の葉っぱを手に入れました。

そしてさらに先では、少々お年を召しているっぽいOthwigという魔女と出会います。交渉ができるようなので、物々交換を求めました。

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Othwig

残念ながら、重い思いをしてもってきた丸石は引き取ってもらえませんでしたが、青い葉っぱを見せると嬉々として受け取ります。

「この葉っぱ、あんたが食べてみるかい?それとも別のをテストするかね?」

うーん、別のテストって何だろう。

「ちょうど被験者を探してたのさ。この薬のどれでも、飲んでごらんよ」

もう物々交換じゃなくなっちゃいましたが、ままよ。

適当に選んで飲んだ薬は大当たり。AccuracyとStealthが2点ずつ上がりました。一時的な効果のようですが、この冒険中もてば十分です。

「よかったね。まあ、最悪の事態はこれからかもしれないよ」

……なんでしょうね、この言い回し。他の魔女も言ってましたけど。「フォースとともにあれ」みたいな奴かしら。(違

 

さっきの苔の球も交換材料に入っていましたが、そろそろお暇することに。

次の部屋に入ると、急に盾の明かりが消えてしまいます。真の闇に包まれて、入り口も閉ざされた様子。これは罠?

「Derilion、そこにいるの?」

そこに聞き覚えのある声。

「Obishaa、どこ?」

「何も見えないわ」

「待っててObishaa、今助けてあげる」

「気を付けて。奴らは、あなたが来たら私を放してやるって言ってたけど、そんなの信じられない。きっと私を殺すつもりよ」

「そんなことはさせない!」

Obishaaを勇気づけながら手探りで進むDerilion。しかしなあ、これ本物かなあ?それにアミュレットの付与も完成してないんですよねー。これはもう詰みかも。。。

 

一応、次回に続きます。

誌上リプレイ「ポッジョーリ教団の謎」 その17 奈落の底から

ゲームブック“The Cult of Pajoli"の誌上リプレイ、いよいよ後半戦かな?

暗闇の部屋の奥から聞こえる少女の声に対し、Derilionはとりあえず相手の正体を探ります。まあ、常識的な選択ですよね。

「あなたは誰?」

「Gromよ。私、ここで育ったの」

これは……ここで生まれたのでしょうか?それとも赤子のうちに攫われてきたのかも。。

「そうなんだ……どうやって生き延びてきたの?」

「ポッジョーリは賢いのよ。食糧と水を生み出す魔法をはじめに教わったわ。それは祝福でもあり、呪いでもある。私はポッジョーリの友達ってわけではないのよ」

この子も意味深な言い回しをしますね。ちゃなの誤訳かもしれませんが。

「私はポッジョーリに攫われてしまった連れの少女を探してるの。あなた、何か知らないかしら?」

少女は暫し押し黙ります。

「部屋に入ってきて」

まあ、ここまできて怖気付くわけにはいかないでしょう。Derilionは闇の中に足を踏み入れます。とは言っても油断はできません。

「もっと近くに来てちょうだい」

「これ以上は近づけないわ。あなたから姿を見せて」

「……いいわ。でも、驚かないでね」

そこで聞こえる何かの滑る音。蛇女でも出てくるのかな。

待ち受けるDerilionの前に姿を現わしたのは……

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Grom

うわあ。本当に蛇女だあ!

「逃げないでくれてありがとう。私がGromよ」

「一体全体、どうしてこうなったの?」

「私が10代の頃、魔法が暴発したのよ。ポッジョーリは私を殺そうとしたわ。それで私は逃げ出して、ここに住み着いたの。あんたは何のためにここへ来たの?」

さっき言いましたけどね。

「ポッジョーリに誘拐された連れを探しに来たの。助けになってくれる?」

「あんたの敵は容易なことじゃ太刀打ちできない。でもこのシンプルな失神の護符なら役に立つと思うわ。こいつをできるだけ早く足元に投げるのよ」

そう言ってGromはDerilionに苔の球を渡します。

ここで、鋼鉄の小手をはめているかのチェック。うーん、確かに素手で掴むのは危なそうだなあ。

「苔を濡らさないようにね。でないと効力がなくなるわ」

Derilionは苔の球をチュニックにしまいます。鋼鉄の小手、関係あったのかなあ?

 

苔の球 重さ1

 

芋虫Gromと別れてDerilionの取るべき道は二つ。岸壁を登るか、川に降りるか。まあここまで来た以上地上を進みましょうか。苔を濡らしたくないし。

しかし、岩肌はゴツゴツしてなかなか登りづらい。手が痛くなってきました。再び小手を持っているかのチェック。持ってませんってば。

気がつくと手が血だらけになっていました。鋭い岩の結晶で傷つけたようです。

Accuracyが1点下がりました。これは痛いなあ。。

 

その先の部屋は魔法の松明に灯されていました。中央には巨大な穴が開いています。ゴロゴロという音が聞こえてきます。へりに足をかけて降りることも可能そうですが。。

先に発火剤を投げ入れるという過激な選択肢もありましたけど、Derilionは発火剤を使い尽くしていますねー。

 

とりあえず穴の周りを一周してみることにしました。しかしその途中、穴から昆虫のデーモンが飛び出してきます!ここでSpeedのテスト。ダイス目は7……失敗!

先制攻撃で2ダメージ喰らいました。

 

Insect Demon Speed8 Accuracy9 Damage2 Health13

 

うわー強い!

ダイス目は良かったのですが、それでもこいつを倒すまでに12ダメージを喰らいました。

あれ?ということは……Derilionは死んでしまった!

次回に続……いていいのかなあ?

誌上リプレイ「ポッジョーリ教団の謎」 その16 道無き道を進む

ちゃなです。ゲームブックの誌上リプレイもいよいよ佳境ですね。

Derilionの旅は続きます。続く通路で妙に滑らかな壁を発見し、調べてみると奥から少女の声が。まさかObishaaでは?

いや、そんなはずないですけどね。。彼女はきっと最深部にいるでしょうから。

とはいえ見過ごすわけにはいきません。

「助けて!」

「あなたはObishaaなの?」

「違うわ。私はZalixaよ。ポッジョーリから逃げ出そうとして捕まったの」

正直ですね。ちゃなだったらダメもとでObishaaを騙りますけどね。。。

「どうすればいい?」

「発火剤を使って。あるいは、掘り起こしてくれてもいいわ」

ちょっと待った。なぜあなたが発火剤のこと知ってるのかしら?

怪しさ満点ですが……まあ、このパラグラフに着いた時点で発火剤を持ってるか否かは読者次第ですしね。。この地域では一般的な携行品だということなのかもしれませんが。

ええ、いいでしょう。残る一つの発火剤をここで使ってしまいましょう。

 

発火剤を使うと見事に壁が崩れました。(重さ−1)って、発火剤、重さあったんかい!

無事に通路に出られたZalixa。Derilionを見るなり一言。

「ここまでどうやって無事に来られたの?」

「まあ、無事とは言えないけどね……」

一回死んでますからね。。。

「あらそう。これからが最悪かもしれないわね。私、あなたにStealthの付与をしてあげられるわ」

どうして魔女はみんなしてこう意味深な物言いをするのでしょうか。てか、Stealthはもう付与済みだって!うーん、この空振りは痛いですね。。。

 

Zalixaと別れて先へ進むDerilion。すると通路が川で途絶えています。川に沿って岸壁の上を歩くか、それとも川を飛び越えるか。。

Speed勝負は避けたいところ。飛び越えるのはやめにして、川上である左に進んでみます。

しかし岸壁はちょっと狭い。。Detectionのテスト。7で成功しました。足を滑らせそうになりながらも岸壁を伝い歩きます。

続く上下に分かれた岸壁は上りを選択。Accuracyのテスト。10でギリギリ成功。重量に左右されない能力値で良かった。。

なんだかボルダリングみたいな感じになってきましたが、なんとか岸壁を伝い歩くと、唐突に鉄の扉に出くわしました。

他に選択肢もなく、扉を開けてみると、暗闇の中からまたしても少女の声が。

「私の前でこそこそしないでちょうだい」

「こそこそなんてしてないわ」

「じゃあ、あんたの目的は何?」

またいつもの魔女でしょうか。しかし、この返答は慎重を要します。選択肢は、あなたは誰、ポッジョーリの配下、ポッジョーリの敵、財宝目的、怪物退治の五択です。Derilionの回答は次回にて!

誌上リプレイ「ポッジョーリ教団の謎」 その15 復活の神話

ちゃなですー。死んでしまいましたー!

まさか、デッドエンドでなくて回復をケチってHealthを削り殺されるとは。。。

うーん、本来なら涙を飲んで初めからやり直すところですが、次の企画もあることだし、ここは一つ、食らいボム発動ということで!

死の間際に回復の軟膏を使ったことにします。3つ全部消費して、Healthを12にします。

 

Witchの死体を探り、さっきあげた3本の矢を回収します。まあ当然ですね。

さらに、輪の描かれた石を2つと、緑のポーションを1本手に入れました。なんだ、持ってるんじゃん!いくつか集めないと効力がないのでしょうか?

 

輪の描かれた石 2つ 重さ6

緑のポーション 重さ2

 

……って、これ重量オーバーじゃん!

いや、治療の軟膏を使い切ったから、現在の重量は19ですね。ギリギリ大丈夫です。

しかし荷重の半分以上、ただの石なんですが。これなんかの罰ゲームなの?

よろよろと先を急ぐDerilionでした。

 

次の部屋は血の海!エルフの狩人、ドワーフ、暗殺者が倒れています。暗殺者はなんでそうと分かったんだろう?暗殺者然とした暗殺者なんて以下略。

攻撃者の姿は見えません。奥にはドアが一つ。

まあ、同業のよしみでエルフの狩人が気になるかな。近づいてみます。

 

……十分気をつけて近寄ったはずですが、足にクロスボウの矢が刺さりました。HealthとSpeedに1ダメージ。これは痛い!

どうやらドワーフが矢を放ったようです。そっちだったかー。バラバラに倒れてるからなんか怪しかったんですよね。。速攻で剣を抜いてそいつを始末します。

ドワーフらしい金時計と透明な液体の入ったガラス瓶を持っていました。

 

金時計 重さ3

ガラス瓶 重さ2

 

うーん、これで重量は24。Stealthはまだ10だからいいとして、Speedが5に落ちてしまいます。石を捨てたいけど、3つ揃ってやっと効果を発揮しそうだしなあ。。もうこの調子で重さ40まで耐え忍ぶか……?

 

今度は暗殺者が呻きを上げました。もはや助ける義理はないんですが、まあ一応話だけでも聞いてみましょうか。

 

「これを持っていきな。あんたが生き延びるために必要だからさ」

暗殺者は女性でした。彼女は灰の入った小箱を差し出します。

 

灰の入った小箱 重さ2

 

もうダメだ。鈍足は受け入れましょう。

「あの薬を飲ませておくれ」

暗殺者の言うままに、ポーチから丸薬を2つ取り出し、1つを口に入れてあげます。

「ありがとう……もう一つはあんたが取っておきな。きっと必要になるさ」

妙に人懐っこい暗殺者です。なんだか訳がわかりません。

 

小さな白い丸薬 重さ0

 

暗殺者の目はどよんとして、話ができません。Derilionも暫しの休憩を……って、肝心のエルフの狩人がまだそこにいるじゃないの!

しかし、残念ながらエルフは死んでいました。ポケットから金貨と黒い矢尻を取り出します。

 

金貨4枚 重さ2

小さな黒い矢尻 重さ2

 

あっという間に重量30。あと、ここにきて金貨!しかも金貨に重さがある!この後に及んで買い物の機会があるか、甚だ疑問ですが……

いよいよ重装備にめげそうですが、次回に続きます。

誌上リプレイ「ポッジョーリ教団の謎」 その14 ぞっとする魔女

箱詰めにされた娘を蘇生した見返りに付与をもらったDerilion。娘はさっそうと去っていきました。Derilionも先を急ぎます。

ちなみにこの作品は三人称で書かれています。英文学的な読み替えで、主人公のことをDerilionと呼んだり、The hunterとかAdventurerとか呼んだりするので、結構紛らわしい。。

 

付与はもらえましたが、せっかくの倉庫で何にもアイテムが見つからないのはもったいない。しつこく他の箱を漁ります……が、失敗。箱が弾け飛びました。Speedのテストは8で失敗、1ダメージ。

箱から飛び出してきたのはWerecatです。小さな箱を開けたかと問われますが、小さな箱には手を出していませんよね。

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Werecat

うーん、こいつも想像したより大きいなー。戦闘です!

 

Werecat Speed8 Accuracy8 Damage2 Health6

 

敵の先攻。こちらの攻撃は全弾命中しましたが、敵からも3発食らいました。DerilionのHealthは10に落ちます。

Werecatを始末してDerilionは剣をぬぐいます。この子は長いこと箱に閉じ込められていて空腹だったのでしょう。ちょっとかわいそうに思いながら他の箱を一瞥。そろそろ部屋を後にする時だと悟ります。

 

すると、出口の前に一人の少女が座っているのに気づきました。一体いつからいたのでしょうか?この子も魔女なのでしょうか。

「あなた、箱を開けたわよね?」

まあね、どうせ見てたでしょ。

「そう、では税金を払ってもらうわ。箱一つにつきアイテム一個。例外はなし」

……嫌だなあ。というか、手に入れたのは付与一つで、それも能力と引き換えだから、税金払ったら完全に赤字なんですが。。

ええと、大釜の箱と、娘の箱と、Werecatの箱で3つですね。

うーん、今持ってるアイテムはどれも使えそうで意味ありげで、あげちゃうのは微妙ですね。。あ……ここは、矢3本にしておきましょうか。ちょっとズルっぽいけど、ダメとは書いてないし。「ソーサリー!」でも丸石やゴブリンの歯が物々交換に大活躍してましたよね。

 

「それともう一つ、同心円の書いてある石を持ってないかしら?」

はあ、輪の模様の書かれた丸石なら持ってますけど。多分これのことですよね。

使い道なさそうだし、ここであげちゃいましょう。

ところが、せっかく石をあげたのに少女は不満そうです。

「いいわ。……緑のポーションは持ってない?とっても珍しいという噂だけど」

残念。

「あーもう」

そこで少女はぞっとするような微笑みを浮かべました。Derilionは戦慄します。これは……殺気!

 

Witch Speed10 accuracy10 Damage2 Health8

 

つ、強い!当然ながら敵の先攻。Derilionは攻撃を一発外し……あ……死んじゃった……!