ちゃなのゲームブック

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Tunnels & Trolls AdventuresのiOSアプリを体験 その2

さて、Tunnels & Trolls AdventuresのiOSアプリ、続きです。

 

TRPGといえば楽しいキャラメイク。T&Tではかつてオーソドックスだった、「6つの能力値をそれぞれサイコロ3個の合計で決める」というやり方です。

6回振った後で、どの目をどの能力値に当てはめるかを選べます。

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T&Tの第8版では、サイコロ3個がゾロ目の場合はもう一度振って加えるというルールがあります。18以上の目が出ているのはそのためです。

ちなみに、米国産RPGの例に漏れず、T&Tのソロアドベンチャーは往々にしてゲームバランスがきつめなので、能力値に妥協は禁物です。最高の目が出るまで100回でも200回でも振り直しましょう。タップ一回なので、ソーシャルゲームのリセマラよりは全然楽ですよ。

 

出来合いのキャラクターも何体か用意されています。

ポートレートは種族ごとに男女合わせて10種類ほど用意されています。出典はわかりませんが、書き下ろしではなさそうですね。。

これは今後のアップデートでオリジナルのキャラ絵に差し替えできるようになるのではないかと、期待しています。。。

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キャラメイクはこれだけ。買い物とかはありません。

 残念ながら、現時点ではキャラクターのクラスはWarrior (戦士)しか選べません。魔法の実装はまだ先のことになりそうです。

本家のT&Tには100種類くらい魔法があって、全部サポートしてたらシナリオが膨大になってしまうでしょう。これまで幾つかのソロアドベンチャーでは、いくつかの戦闘用の魔法はマトリクス式に効果が記載されていました。例えば、「炎の嵐:パラグラフXXでは完全な効果を発揮。パラグラフYYの敵には無効」といった具合です。低レベル魔術師専用の「ソーサラーソリティア」というシナリオもありました。

 

1レベルのキャラクターを一人選んで、あとは好きなシナリオをタップ。これだけで冒険の始まりです!

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一番下に、「「運命の審判」は、作りたてのキャラクター向きのシナリオです」と書いてありますね。

すぐにわかりますが、これは大嘘です(笑

 

このシナリオでは、主人公は何らかの罪で投獄され、「運命の審判」というダンジョンに裸で放り込まれます。無事に抜け出すことができれば無罪放免というわけです。

どこかで聞いたような話ですね。。。

ネイキッドウォリアー (ちゃなのゲームブック)

ネイキッドウォリアー (ちゃなのゲームブック)

 

 まあ、気のせいでしょう。

※以後、いくつか作中の写真が出てきますが、シナリオ上の重大なネタバレはありません。

 

シナリオを始めると、画面の右半分にテキストが、左にはイラストが表示されます。テキストの末尾にある選択肢を選んで、読み進めていきます。この辺は完全にゲームブックですね。軽いBGMや効果音もあります。イラストの多くは原著から流用しているようです。

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インベントリ画面がこちら。

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武器と防具は忘れずに装備しましょう。盾を外さないと両手武器は持てません。明示してないのでちょっとわかりづらいです。

 

お色気シーンも出てきます。もちろん、手痛いしっぺ返しを食らいますが。。。

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そしてT&Tの華、ダイスの乱れ飛ぶ戦闘です!

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赤は自分、黒は敵のダイスです。ぐりぐり3Dアニメーションします。

「6」の目は「悪意ダメージ」を生み出します。合計値で勝っていてもガリガリと耐久力を削られますのでご用心。

ちなみに上の画面で、Chanaの個人修正が「+149」になってますけど、バグじゃありませんよ。T&Tのソロアドベンチャーではこういうことは日常茶飯事です。

 

しかも負けました。せっかく、テンダイスソード(攻撃力がサイコロ10個の剣)を手に入れたのに。。。

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シナリオをクリアすると、手に入れた宝は持ち越すことができます。作中の能力値変化は元に戻ります。作中の行動やダイス目に応じてAPが手に入り、レベルを上げることもできます。

もちろん、途中で死んだらすべてパーです。 途中セーブやコンティニューはありません。

 

……というわけで、「運命の審判」、私はかれこれ60回くらいはプレイしましたが、クリアできたのはまだ3回ほどしかありません。

最適ルートを知っていても、セービングロールでファンブル(サイコロで1と2の組み合わせ。3%の確率のはずですが、なぜか10回に1回くらい起こります)すると即死の罠がいっぱいあるので、なかなか思うようにいかないのです。

紙のゲームブックだとこういうときはズルしちゃうのですが、アプリだとそうもいきません。

 

ちなみに、英語は割と平易です。Fighting Fantasyシリーズに比べてテキスト量が少ないので、読み進めるのにさほど苦労は要りませんでした。まあここは作家さん次第ですけどね。

 

ぼちぼち他のシナリオにも手を出してみたいと思います。