ちゃなのゲームブック

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護国記リプレイ その17

どうも、ちゃなです。

波刀風賢治さんの大作ゲームブック「護国記」リプレイ、ちょっと立て込んでて一休みしていましたが、今日から再開します! 

護国記 (幻想迷宮ゲームブック)

護国記 (幻想迷宮ゲームブック)

 

 

中原に広がる毒沼を浄化すべく、毒草師ツヴァルカン謹製の教科書片手に突き進む主人公。行けども行けども沼は尽きず、夜を迎えました。やむなくキャンプを張り、寝る前に読書に勤しむことにします。ここでは何項目かを選んで読むことができるのですが、ちゃなは敢えて本編に関係なさそうな詰めシャトレンジェの項目を開いてみます。

ところがこれ、チェスのプロブレムのようなものかと思いきや、ヒドラの倒し方が書いてあるではありませんか。どうやらこの世界のシャトレンジェは現実の戦闘の鏡写しになっている様子。

そして四日目の昼。いよいよ行く手が怪しくなった頃合いで、なんと主人公はヒドラそのものに遭遇します。九つの首を持ち毒霧を吐く強敵ですが、ここは教科書通りの動きで見事撃退しました。

ツヴァルカンは、ついでに毒蛇を倒してほしいと言っていました。このヒドラのことだったのでしょうか。心なしか毒沼の密度が薄まったような気がします。

 

こうして辛くも主人公は目的地である大堰堤に辿り着いたのでした。

 

大堰堤というのは、ツヴァルク一族がナイリス川の氾濫を食い止めるために作った巨大な壁のことです。万里の長城とダムを足して二で割ったような感じでしょうか。しかし皮肉なことに、治水を始めてからこの地はかえってやせ細ったとのこと。川の氾濫によって肥沃な土壌が運ばれてくることがなくなってしまったということでしょうか。。。

主人公は出発前の英雄達との会話を思い出します。毒のせいで調停戦士ブラクストンはアンチファランクス症状、いわゆるアナフィラキシーショックで死にかけたのだとか。

 

ここではじめて、フラグチェックが登場します。私の手に入れた言ノ葉3は「毒原を」でしたね。他にも5つほどキーワードが並んでいます。毒の問題を解決するなら、今回のルートがストレートな正解っぽいですよ!

 

いざ、ツヴァルカンの「独創的毒草解毒法」を紐解いてみると、坑道に住まう魔獣のことが書いてあります。彼の言っていたマンティコアのことでしょうね。散の国では、今でも魔獣に挑む者を募る祭りが行われているのでしょうか。。。

 

さて、大堰堤を超えて進もうとすると、そこには水門の関所がありました。運河のようになっているのですね。

あまり関係ありませんが、こちらはアムステルダムの水路です。

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主人公は門番に呼び止められました。検疫を受けて、川舟に乗り換えるようです。

荷物を検査されて一瞬ヒヤッとしましたが、王様の用意してくれた鞘のおかげで、邪大剣を何とかごまかすことができました。

ほっと一息したところで、ライゼに話しかけてきた別の門番がいます……

次回に続きます。