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護国記リプレイ その26

ライゼの長い旅路も遂に、たぶん本当に終盤に差し掛かってきました。

護国記 (幻想迷宮ゲームブック)

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弐の国の崩壊した二層城に、英雄たちが集結します。

これまでの振り返りを行い、来たるべき魔神との決戦に備えようとしたその時、悪魔の軍勢が押し寄せてきたとの報告が……って早いよ!

なんか、地平線が、空も海も黒い靄に覆われています。あれ全部魔物ってやつですね。。映画とかでは今日び見慣れつつある光景ですが、実際に遭遇したらもう裸で逃げ出すしかありません。

しかもこの魔物たち、五国ネイティブではなく、東夷に稀に見られる程度のもののようです。もしかしたら異界から湧いて出てきているのかもしれません。

連合軍はとにかく防衛線を張ることにします。うってつけの場所といえば、大堰堤ですね。

 

先日訪れた調停寺院で、会議の続きです。どうやら先の魔女マーテとの戦いでフィオレンティナが霊樹ルトドラゴラを召喚してしまったのがまずかったようです。

とにかく、ここで悪魔の軍勢を退け、魔神の本体を叩くしかありません。

ドゥーエが軍の準備をしている間に、もと司書のライゼとしてはちょっと読書を。。。

 

地図を開いてみます。すると、過去の行動についてフラグチェックするという珍しい選択肢が。

「散の国で、ブラクストンとともに空洞の底へ落ちたことがある」

ええ、ありますよ。言ノ葉チェックしたのにイベントが起きずに合流してしまったあれですよね。

まさかここであの経験が活きてくるとは。

もう一度言ノ葉チェック。「毒原を」

……何も展開しませんでした。また2行で終わりです。やってくれますねー。

ここで招集がかかりました。

 

敵は整然と軍を進めてきます。大軍を操る敵将の統率力は大したものですね。しかし、ランゼも作戦級の戦いならシャトレンジェで研究済み。私の頭の中では、カメラがランゼ視点からずっと上に伸びて、戦場全体を俯瞰するイメージです。

ここでは彼我の戦力をフィオレンティナが数値化して教えてくれます。まずは敵の小鬼をどうするか。選択肢は剣歩兵1000か戦鎚戦士団1300。

……どちらも単位当たり戦力は変わらなさそうですね。となると、ここは兵力を温存して、剣歩兵から先に使いましょう。

 

「チェスでもまずポーンからだ」と、マグニートー様も仰っています。

 

開戦後、敵の小鬼は意外と機敏らしいとの情報。剣の方がハンマーよりスピードで有利なので、ここは正解したようです。

しかし、敵はここで巨人軍を投入。うーん、次の手は……

 

穴熊は伝令の役目もあるし、現状維持や撤退では戦線が崩れる。ここは戦士団を追加投入します!

 

しかし、ツヴェルクの戦士たちは渋滞してしまった様子。うーん、失敗かな。。

続いて、魔犬に対して、穴熊か騎兵か。敵には翼魔も控えているのですが、そっちは犬や馬では話になりませんよねー。弓兵がいないと。。。

ここはランスチャージに期待して主力たる騎兵をぶつけましょう。

 

……おっと、まずまずいい戦いをしているようです。さて翼魔に対しては……穴熊しか選択肢がないorz

空からの襲来を受けて、あっさり絶命しましたとさ。えー、誰か弓を装備してる部隊はいましたっけ……?