ちゃなのゲームブック

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「ドラゴンの目」実況中継 その5

どうも、ちゃなです。

ドラゴンの目を求めて、ハンナの旅は続きます。

 

続く緑に塗られた部屋ではグレムリンとの戦闘になりました。難なく倒して、部屋に置いてあった青汁を飲んでみます。味に反して体力が回復したばかりか、瓶の中には14と書かれた銀の鍵が入っていました。持ち主はなぜこんなところに隠しておいたのか、ハンナは首をかしげます。

 

ケルトンの守るアーチをすり抜けると、今度は赤い部屋です。部屋に入ると、異界に囚われているという謎の魔術師の声が響き渡りました。ドラゴンの目を探しに来たと正直に伝えると、魔術師は325と書かれた金の鍵をくれました。自分を異界から救い出してくれとは言い出さないんですね……。

 

矢印に沿って廊下を進んでいくと、砂に埋もれた部屋にたどり着きました。せっかくなのでそばにあったシャベルで掘り出そうとしたところ、巨大サンドウォームが襲ってきました。

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これは絶体絶命!しかしそのとき、謎の声がハンナに語りかけます。

「クリスタルのダガーを使いたまえ」

言われるがままにダガーで切りつけると、サンドウォームは一瞬で塵と化しました。どういうシステムなのかわかりませんが、ハンナはほっと胸をなで下ろします。

砂地から掘り起こした箱の中には金貨が27枚も入っていました。多分この先使い道はないでしょうね。。。

 

一緒に掘り起こした本には何かの詩文が書かれています。

「バラは赤い。スミレは青い。お前の顔は動物園がお似合いだ」

しかしこれは陰険な罠でした。読み終えた瞬間、ハンナを囲うように鉄柵がせり上がってきて、ハンナは完全に捕らえられてしまいました。

今度こそ万事休す!しかし、先ほど飲んだ青汁のおかげで、ハンナは実は鉄柵を曲げる力を手に入れていたのです。九死に一生を得たハンナは探索を続けます。何で飲んだ時に気づかなかったのかな……?

ちなみにこの詩文は英語の教材に良く出てくるもので、本来はスミレの後に「お砂糖は甘い。あんたもステキよ!」と続きます。

ハンナは隣に埋まっていた杖に手を伸ばします。杖で地面を叩くと大きな振動が走りました。この杖は轟きの杖、強力なマジックアイテムのようです。不用意に試したせいで体力点を失いましたが、良い切り札を手に入れました。

 

続いてハンナは洞穴に入り、ニブリック達を退治してその住居を漁ります。今度は192と書かれた銅の鍵が見つかりました。青銅の盾も役に立ちそうです。ちなみに本作では技術点が上がる表記がいくつも出てきますが、これが原技術点を超えてもいいものなのかどうか悩みます。盾や兜のボーナスは良いとして、薬は微妙ですよねー。

魔法のスクロールも見つけました。「Azang Bazang-zang」と唱えれば、壁に穴を開けることができるようです。

 

調子に乗ってハンナはそばに置いてあった黒い剣に手を伸ばしました。それが運の尽きです。この迷宮にはそこかしこに悪の魔術師の装備品が出てくるのですが、それらはいずれも主人以外の者に災いをもたらします。剣はハンナに襲いかかり、防御策を講じていなかったハンナは一刀のもとに斬り捨てられてしまいました……。

 

2回目の敗北です。。。